品質管理
@めっき液の管理
めっき液の組成は、めっき作業と共に刻々変化していきます。これを放っておきますと、主成分の過不足、不純物の混入、添加物の分解により円滑な作業ができなくなってしまいます。
そこで、日頃からめっき液を分析することにより、めっきされた製品のできばえを保証しながらめっき液を調整しています。
めっき液の分析方法は「化学分析」と「機器分析」に大別され、それぞれ何がどれだけ含まれているかを調べています。
液分析
ハルセル試験
原子吸光光度計
ICP発光分析計
キャピラリー電気泳動システム
A品質試験機器
各種表面処理は、それぞれお客様から要望される規格を満たさなければなりません。まずは、最も基本であります目視による外観検査、セロファンテープを用いた密着試験を行い、その他の品質試験(性能確認)は以下のような機器で行います。
この他にも、品物の使用環境に合わせた方法でいろいろな試験を行います。例えば、摩擦摩耗試験や屋外暴露、特殊溶液に漬けたり・・・と、お客様の環境に近い方法で表面処理の性能を知っておく必要があるからです。
CASS試験器
蛍光X線微少膜厚計
鉛筆硬度測定器
マイクロスコープ
表面粗さ計