CASS試験

表面処理の耐食性を調べるために、一般的には塩水噴霧試験を行います。これは、一定の温度に保たれた槽の中に品物を入れ、5%の中性食塩水を噴霧させて時間と腐食との関係を調べるものです。
また、腐食を加速させるために、塩水噴霧試験液に塩化第二銅と酢酸を加えたCASS試験を行うこともあります。いずれも、試験器への出し入れ回数(サイクル)と腐食度合いとの関係が規格化されています。