電気めっきの説明

金属や非金属の表面に、金属の薄い膜をかぶせる技術を「めっき」といいます。
めっきの歴史は、西暦紀元前1500年にスズめっきがメソポタミア北部のアッシリアで行われたとの記録があり、日本で最も古いめっきと考えられるものは、中国から仏教が伝わったとき、仏像や仏具にめっきがしてあったといわれています。そして、18世紀に入ってから工業の発達と共に電気めっき技術も急速に進歩し、現在に至っています。
また「めっき」という言葉は日本語であって、「塗金」→「滅金」→「鉱金」→「鍍金」→「めっき」と変化してきたといわれています。

電気めっきは、下図のように品物をマイナス極にして通電することにより、めっき液中の金属イオン(M+)が引き寄せられて金属膜になります。

電気めっきの概念図

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