福井鉄道福武線について（福鉄ねっと）

福鉄電車について

福井鉄道（ふくいてつどう）は、福井県で鉄道・バスの運行などを行っている会社です。鉄道は、越前市・鯖江市・福井市の３市を結んでおり、「福鉄電車」（ふくてつでんしゃ）と呼ばれています。

福井鉄道の路線として「福武線（ふくぶせん）」があります。このほか、運行上の路線として、えちぜん鉄道三国芦原線（みくにあわらせん）に乗り入れる「フェニックス田原町ライン」があります。

福武線のうち、越前武生駅～赤十字前駅の間は鉄道線、赤十字前駅から福井市内の路線は軌道線（路面電車）というように区別されています（※）。双方の路線はつながっており、鉄道線の大型電車も路面区間を走るという、全国でも珍しい運行形態をとっています。

2006年には小型電車が、2013年には超低床車両 "Fukuram（フクラム）" が導入され、より乗りやすくなりました。

※正確には、赤十字前駅より北側に「鉄軌分界点」と呼ばれる法律上の境界があり、これより南は鉄道線、北は軌道線と区別されています。鉄軌分界点には境界標があります（車内からのみ見ることができます）。

福武線には現在、２５の駅・電停があります。このうち駅員の居る駅（有人駅）は、越前武生・西鯖江・神明・浅水・赤十字前・田原町の６駅あり、その他の駅は無人駅です。

有人駅では、自動券売機で普通・往復乗車券、各種回数券、1日フリー乗車券（土日祝日のみ）が購入できます。

また、駅窓口では電車の通勤・通学定期券、企画乗車券などを購入することができます。（窓口では路線バス定期券の購入、高速バス予約等も可能です。）

運賃は、初乗りについては以下の２種類に分かれています。

福武線全区間（越前武生～田原町）の利用は400円かかります。なお普通・急行とも運賃は同じであり，急行運賃はありません。

土曜・日曜・祝日および福井鉄道が指定した日は、1枚500円で1日乗り放題の「土日祝日フリー乗車券」が利用できます。

このほか，平日でも利用できるお得なきっぷとしては

があります。

定期券（通勤・通学）は、1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の3種類があります。通勤定期券は、休日に限り家族の利用も可能です。また通学定期券は、年間通学定期券（4月～翌3月まで有効）も購入できます（別途、顔写真が必要です）。

2012年10月1日より、えちぜん鉄道との間での連絡運賃（乗車運賃および定期運賃）が適用されるようになり、双方の路線利用にかかる運賃が安くなりました。利用できる連絡運賃は、利用するえちぜん鉄道の路線によって以下のように異なります。