裏通り 選びながら 歩-く ふたつの影
月灯りよりも薄い 陽炎の中で
ひらひらと 舞っていた薄紅色の花が
あの人の肩に止まるそして 落ちてゆく
さよならを言いかけたあのひとに 気づかないふりして
さよならを言われた時無理に笑ってみせた
ため息に 気づいた時恋の終わりを知る
それぞれの色がある 帰る場所がある
見せ掛けのやさしさに溺れてた 季節もいつの日か
春の花 散るころに思いめぐらすでしょう